DATE : 2007/12/06 (Thu)
消費者金融の金利は、私が身を投じた頃の昭和51年は
年109%(日歩30銭)が上限となっていた。
この利率を超えて受け取ると刑事罰の対象となる。
質屋は現在も日歩30銭がゆるされている。
その後、昭和58年に貸金業の規制等に関する法律が施行され、
法改正を繰り返しながら段階的に規制利率は引き下げられてきた。
年74%
↓
年54.75%
↓
年40.004%
・・・・・・・・・・・・・・
↓
年29.2%
となっている。
規制法が成立した時、点線の部分までが段階的に引き下げていく
数値であった。
その後、金融業者の不祥事によって、
不祥事とは商工ローン問題だ、まだ記憶している人も多いと思う。
肝臓を売れ、腎臓を売れ、といって返済を迫る事件だ。
この事件によって、いつの間にか問題が金利問題にすり替えられ
法改正が行われることになる。
金利とは関係のない事件なのだが・・・・・・。
会話内容が異常と言えるとしても、
報道にしても、電話の会話を録音をしていると言うことは
明らかに計画的に行われているということが言える。
法改正する時には3年後の見直し規定が附則として付いている。
この附則によって、見直した結果の法改正なのであるが、
今回の法改正では、多重債務者問題が議論の対象となった。
当初は抜本的な改革の議論であったが、
徳島選出の後藤田代議士の多重債務者問題の発言により、
議論の流れが一変してしまったのである。
そして、議論の中には、利用者の意見など全く存在しない。
借り入れをしたこともない有識者が議論したのだ。
この後、昨年の法改正で年20%に引き下げられることが決定している。
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