DATE : 2007/12/17 (Mon)
私の趣味の一つである海釣り。
初めて海釣りを体験したのは、社会人2年生の時だった。
大阪に住んでいた兄が海釣りに誘ってくれて、
道具も全て兄の物を拝借しての釣行だった。
場所は伊勢長島だった。
前日に大阪の兄の家に立ち寄り、車に同乗して一路伊勢長島へ。
一夜走り詰めの強行スケジュールだった。
途中、釣具屋を見つけて釣り餌と撒き餌、
不足の道具を買い足してまた走る。
走ったコースは覚えていないが、右へ左へ目が回るような山道だった。
ふと兄が車を止めた。・・・?
どしたん?と聞くと、車のドアを開けて、ゲロっている。
運転者が車酔いするのに初めて遭遇した。
毎日タンクローリーを走らせている兄でも車酔いすることがあるなんて。
運転を兄と交代し目的の漁港に到着した。
ここからは渡船に乗って、磯へ運んでもらうのだ。
船に乗ること20分、次々に釣り客を降ろしていく。
我々も磯へ上がり、仕掛けの準備に取りかかる。
この時の私は針の結び方を覚えたばかりで、
仕掛け作りにかなりの時間を要することになるが、
兄の手助けは全くない。
一発目が兄の竿を曲げた。
なかなか浮き上がってこない。
やっとの思いで引き上げた獲物は、ウツボだった。(笑)
とぐろを巻いたようになっており、怖くて針がはずせない。
やむなく釣り糸を切って、仕掛けの作り直し。
私の竿には未だ当たりがない。
つまらないから横になって目を閉じて一休みすることに。
しばらくして、「おい、起きてこい。」と兄からの呼びつけ。
傍らに行って海の方を見ると、餌をまいた辺りが黒くなっている。
魚の集団だ。
急いで自分も竿をとり、針を投入。
いきなりウキが沈んだ。
釣果はグレの子供だった。
その後、2時間ほど入れ食い状態が続いて、
クーラーが満タン状態になってきた。
と・・・、急に釣れなくなり、撒き餌をしても魚が見えてこなくなった。
結局、その後もアタリはなく、昼食を食べて昼寝をした。
無事に家にたどり着いたのだが、その後がまた大変。
焼き魚に刺身にと料理するのだが、食べきれない。
母にどうしようと尋ねたら、開きにでもしたら?との返事。
早速、背中から開いて、塩水に漬けて干すことに。
この釣行で初めて釣りの楽しさを覚え、
以来やみつきにのめり込んで行くことになる。
だが、釣りすぎても後の処理が大変だから
ほどほどに釣ることを身をもって体験した。
夏から秋にかけての豆あじ釣りも同じだ。
釣りすぎると後で後悔する。
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